動的検索広告で成果を上げる方法

既存のキャンペーンの内容を変更せずに、成果を高め、より多くのユーザーにビジネスをアピールするための検索戦略

課題

Google 検索の 50% 以上でキーワードが 3 つ以上設定されていますが、ユーザーが入力する検索語句の 70% 以上はキーワードと完全には一致しません。自力で包括的な検索戦略を立てるのが難しい理由はここにあります。新しい市場へとビジネスを展開する場合は、なおさら困難を伴います。

目標

参入を図るすべてのグローバル市場で新規顧客にリーチするために、一貫性を保ってターゲットを絞り込み、ウェブサイトの一致率を高めて商品やサービスをアピールします。

動的検索広告(DSA)を使用すると、適切な潜在顧客に適切なタイミングで広告を表示できます。つまり、ターゲットとするすべての市場で、ウェブサイト上のテキストと一致する語句を検索しているユーザーに広告を表示します。

ランディング ページが多い場合や、商品やサービスを変更する機会が多い場合に、動的検索広告が役立ちます。Google 広告でキャンペーンをきめ細かく管理し、キーワードを複数設定している場合でも、表示機会を逃す可能性はあります。新しい商品の広告作成が遅れたり、在庫状況の変化に広告の更新が追いつかなかったりすることもあるでしょう。ユーザー行動を予測するのは簡単ではありません。Google 検索の 16% で、それまでにない検索語句が使われています。

新商品を定期的にアップロードしたり、在庫切れの商品や販売を終了した商品の表示を停止したりするのに多くの時間を割いているのなら、動的検索広告が解決策になります。

動的検索広告の仕組み

広告を表示するキーワードへの入札は行いません。動的検索広告では、検索語句がウェブサイト上の言葉やフレーズと一致したときや、ユーザーがウェブサイトと密接に関連する語句を使用して検索を行ったときに、広告見出しやランディング ページが動的に生成され、広告が自動的に作成されます。このとき、広告見出しやランディング ページは、個々の検索との関連性が高いものになるように動的に追加されます。動的検索広告を使用すると、サイトの商品やサービスを探している見込み顧客に、その商品やサービスのページをすばやく表示できます。

なお、サイトベースのターゲティングの情報源と広告文は、ご自分で管理する必要があります。Google 広告の動的検索オプションを選べば、参入を図るすべての市場で、一貫性を保ち、ターゲットを絞って、ウェブサイトの一致率を高めることができます。商品ラインごとに膨大なキーワードを選定したり、(すでにローカライズ済みの)ウェブサイトを変更したりする必要はありません。

動的検索広告のメリット

動的検索広告の利用には次のようなメリットがあります。

時間の節約

ウェブサイトに掲載している商品やサービスごとに、キーワードの選定やマッピング、キーワードへの入札、広告文の設定を行う必要がなくなるため、新しい市場への参入をスピーディーに進めることができます。

広告を頻繁に自動でアップデートする

Google のインデックスに登録されているページが変更されると、ウェブサイトに対するクロールが再度行われ、広告の内容が最新の状態に保たれます。

関連性が高くなるよう動的に生成される広告見出しを表示する

ユーザーの検索語句とウェブサイトの商品との関連性が高い場合、その検索語句やランディング ページで使われている語句を見出しとする広告を Google が動的に生成します。動的検索広告では、他の検索広告よりも長い見出しが使われることが多いため、ユーザーの目にとまりやすくなります。

キャンペーンを管理する

ウェブサイト全体を広告掲載の対象に含めることも、特定の商品 / サービス分野やページのみを指定することもできます。在庫切れの商品や販売を終了した商品については、広告を表示しないように設定することも可能です。キャンペーンを独自に作成する際は、説明文や表示 URL を自分で追加しましょう。

トラフィックを増やす

動的検索広告を使用すると、手動で追加したキーワードでは網羅しきれなかった検索語句に対しても広告を掲載することで、トラフィックや販売を伸ばすことができます。

キーワードに基づく既存のキャンペーンを補完する

ユーザーは検索を続けるうちに、Google 広告アカウントに設定していない可能性があるロングテール キーワードを検索に使い始めることがよくあります。ロングテール キーワードとは、より具体的な 3~5 語のフレーズのことで、ユーザーが実際に購入を検討しているときに使用されます。たとえば、あるユーザーが「ダイニング チェア」というキーワードで検索を開始した場合、さまざまなウェブサイトを訪問し、デザインを比較した後で、「イームズ スタイルのコンテンポラリー ダイニング チェア」を検索するかもしれません。

動的検索広告では、設定されているキーワードにない検索語句も対象になるため、少ない労力でクリック数やコンバージョン数を増やせます。ほとんどの場合、クリック数やコンバージョン数が 5~10% 増加し、満足のいく費用対効果が得られます。

Tip

対象にするキーワードを増やそうとすると、動的検索広告では、多くの場合、長いキーワードが幅広く対象になります。検索キャンペーンにロングテール キーワードを設定することで、対象を絞り込んだターゲット広告を作成でき、ユーザー行動の傾向を絶えず把握しやすくなります。

ターゲティングの仕組み

動的検索広告を使用すると、関連性の高い検索が行われた際に、ウェブサイトの内容をもとに生成した広告を動的に表示できます。Google 検索のウェブクロール技術により商品の在庫情報が常に最新の状態に保たれ、関連する検索が行われたときに広告が動的に生成されて、表示されます。広告の見出しは検索語句から作成され、広告文は最も関連性の高いランディング ページの内容に基づいて作成されます。動的検索広告も通常どおりオークションにかけられますが、キーワード ターゲットで表示可能な広告がある場合はオークションから除外されるため、自分自身で広告枠を競り合う事態は避けられます。動的検索広告を使用すれば、既存のキーワード キャンペーンに変更を加えることなく、在庫のある商品をより多くのユーザーにアピールして成果を高めることができます。

ターゲティングにはさまざまなオプションがあります。

  • すべてのウェブページ: ウェブサイトの Google インデックスに基づいて、関連性の高いユーザー検索を判断し、広告を生成します。

  • 特定のページ: サイトのカテゴリ(「靴」など)や特定のウェブページに基づいた動的検索広告キャンペーンを実施します。ほかにも次のようなオプションがあります。

    • タイトルに特定の語句を含むページ
    • 特定のテキストを含んだ URL のページ
    • 指定した語句を含むページ

  • ページフィード: URL のスプレッドシートを使用して、動画広告のターゲットを絞り込みます。フィード全体またはフィードの一部をターゲットに設定できます。たとえば、「評価が星 4 つの商品」や「空室の多いホテル」のページにラベルを付けて、そのラベルがある URL のみをターゲットに設定することができます。詳しくは、動的検索広告のターゲットを作成するをご覧ください。

Tip

言語ごとに動的検索広告キャンペーンを作成するために、ターゲット言語をウェブサイトと一致するよう設定する必要があります。

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