優れた動画キャンペーンを作成する方法、パート 1/3

広告掲載の目標を効率的に達成するための視聴者指標に関するガイド

1 概要

課題

YouTube に動画をアップロードして、ある程度の期間 YouTube キャンペーンを実行したとします。このときの課題は、最も価値がある視聴者アクションを特定することです。

目的

デバイスを問わず、YouTube で最も関連性の高い視聴者にリーチし、目標を達成あるいは超えるために、測定すべき最も重要な視聴者アクションを把握します。

取り組み方

YouTube キャンペーンの開始後、最も気になるのは視聴回数です。では、この視聴回数によって獲得したいのは認知、比較検討、アクションのどれでしょうか。

  • 認知 KPI: 視聴回数、表示回数、ユニーク ユーザー
  • 比較検討 KPI: 視聴完了率、総再生時間
  • アクション KPI: クリック数、通話数、登録数、販売数

動画キャンペーンの効率を最適化するには、測定すべき最も重要な視聴者アクションが何であるか、およびその理由を理解する必要があります。

2 動画キャンペーン掲載結果の測定

Google 広告の動画キャンペーンは、他の掲載中のキャンペーンと一緒に [すべてのキャンペーン] の下に表示されます。このプルダウン メニューから [動画キャンペーン] を選択すると、動画キャンペーンの掲載結果の概要を表示できます。このビューでは、動画キャンペーンの掲載結果に関連する表示項目と機能のみについてのデータが自動的に表示されます。

YouTube キャンペーンの主な指標:

主要な指標

  • 視聴回数 - 視聴者が動画広告を視聴または再生した回数を示します。注: TrueView 動画広告の視聴回数は、その動画の長さが 11 秒を超える場合に限り、YouTube で公開される動画の視聴回数にもカウントされます。

  • 視聴率 - 動画広告の視聴回数またはエンゲージメント数を広告の表示回数(動画とサムネイルのインプレッション数)で割った値を示します。* 平均広告視聴単価 - ユーザーが動画広告を 30 秒間(広告が 30 秒未満の場合は最後まで)視聴したか、動画広告にエンゲージメント操作を行ったとき、広告主が支払い平均金額を示します。平均広告視聴単価は上限広告視聴単価と異なりますのでご注意ください。上限広告視聴単価は、1 回の広告視聴について広告主が指定した支払い上限金額です。

クリックに関する指標

  • クリック数 - 視聴者が動画をクリックした回数を示します。クリック数は、広告を見たユーザーの関心をどの程度ひきつけることができたかを把握する目安になります。魅力的な広告ほどクリック数が多くなります。

  • クリック率(CTR) - 「広告がクリックされた回数」を「広告の表示回数」で割った値を示します。パーセントで表示されます。

エンゲージメントに関する指標

  • エンゲージメント - 動画のカードを展開表示するためのティーザーやアイコンなど、インタラクティブ要素のクリック回数を示します。

  • エンゲージメント率 - 広告から発生したエンゲージメント数(カード ティーザーやアイコンがクリックされた回数など)を広告の表示回数で割った値(%)です。

リーチとフリークエンシー

  • ユニーク Cookie 数 - ユーザーのパソコン上の特定のブラウザに関連づけられた Cookie の数です。Cookie には、ユーザーが閲覧したウェブページで使用する設定やその他の情報が保存されます。

  • ユニーク視聴者(Cookie あたり) - 一定の期間にユニーク Cookie で動画広告が視聴された回数です。

  • Cookie あたりの平均表示頻度 - 一定の期間にユニーク Cookie で動画広告が表示された平均回数です。

  • Cookie あたりの平均視聴回数 - 一定の期間にユニーク cookie で動画が表示された平均回数です。

動画再生率

  • 動画再生時間の割合: 25% - 動画広告が 25% まで再生された回数を示します。

  • 動画再生時間の割合: 50% - 動画広告が全体の半分まで再生された回数を示します。 動画再生時間の割合: 75% - 動画広告が全体の 75% まで再生された回数を示します。 動画再生時間の割合: 100% - 動画広告が最後まで再生された回数を示します。#### YouTube のエンゲージメント

  • 獲得アクション数 - 動画広告を視聴したユーザーが YouTube で関連する操作を行ったときに発生します。Google が測定する獲得アクション数には以下の種類があります。

  • 広告視聴後の動画視聴 - YouTube 視聴者が YouTube チャンネルまたはおすすめ視聴ページでそれ以降の動画を視聴すると増加します。ユーザーが同じ動画をもう一度再生した場合も、チャンネルの別の動画を再生した場合もカウントされます。

  • 広告視聴後のチャンネル登録 - 広告主のチャンネルを登録したユーザーの数です。YouTube チャンネルのコンテンツは YouTube のトップページに表示されるため、この獲得アクション数はユニーク値になります。

  • 広告視聴後の再生リスト追加 - 視聴者が動画を再生リストに追加した回数です。

  • 広告視聴後の高評価 - 視聴者が広告主の動画を高く評価した回数です。* 広告視聴後の共有 - 視聴者が動画を共有した回数です。

3 その他のレポート機能

検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンにはレポート機能が用意されていますが、その多くを動画キャンペーンでも使用できます。

高度なフィルタ

アカウントの掲載結果データを絞り込んで、最も知りたいデータ([YouTube 獲得アクション数] や [上限広告視聴単価] など)を表示します。表示する情報をラベルで絞り込んだり、新しいフィルタを作成したりすることもできます。作成したフィルタは、手軽に再利用できるよう保存しておくことも可能です。

分割

重視する項目(フォーマット、ネットワーク、デバイスなど)に基づいて、掲載結果データを複数行に分割表示します。視聴の種類で分割すれば、インストリーム広告と TrueView ディスカバリー広告の掲載結果を比較できます。分割の選択肢は、Google 広告アカウントで表示しているタブによって異なります。

レポートの自動作成

表示項目、分割、フィルタを使って Google 広告アカウントの統計情報表をカスタマイズできます。掲載結果の表に必要なデータが表示されたら、それらをレポートとしてダウンロードし、保存できます。レポートにはさまざまなフォーマットが用意されています。レポートを定期的に作成し、広告主、または広告主のアカウントへのアクセスが許可されている他のユーザーにメールで通知するようスケジュール設定することもできます。

変更履歴

アカウントに対して行った変更が一覧表示されます。それぞれの変更内容、変更日時、変更されたアカウント データが一覧表示されます。指定した期間内の変更をすべて表示したり、種類の変更(予算の調整や広告グループの編集など)のみを表示したり、特定の動画キャンペーンに関する変更を表示したりできます。掲載結果データを時間の経過に沿って比較すると、どの改善が掲載結果に影響を及ぼした可能性があるか見きわめることができます。* 変更履歴を表示する方法

表示項目の変更

[すべてのキャンペーン] ビューから Google 広告アカウントを表示すると、[表示項目] プルダウン メニューの [表示項目の変更] をクリックして、タブの表示項目を追加または削除できます。選択を解除した項目は、次に Google 広告 アカウントにログインしたときには非表示となります。[キャンペーン タイプ] プルダウンメニューで [動画キャンペーン] を選択すると、デフォルトでは以下の表示項目が表示されます。

  • 視聴回数 - 動画の視聴回数と視聴者のエンゲージメントを確認できます
  • オーディエンス - YouTube の視聴者の増加を追跡できます
  • ブランド設定 - 動画広告によってブランド認知度が向上しているかどうかを確認できます
  • コンバージョン - ウェブサイトのクリック数とコンバージョン数を分析します

4 主なタブ

YouTube キャンペーンの主要なタブ:

[広告グループ] タブ

動画広告グループについて、特定の期間内のインプレッション数、クリック数、視聴完了率(VTR)、広告視聴単価(CPV)などの指標の全体的な結果を表示するには、[広告グループ] タブを使用します。各列の列ヘッダーのツールチップ アイコン [?] をクリックすると、その指標の具体的な定義が表示されます。

Tip

個々の広告グループには、共通のターゲティング条件と入札単価を持つ動画広告を含めます。

  • それぞれの広告グループには特定の動画広告フォーマットを 1 つだけ含めることができます
  • 使用する特定の動画広告フォーマットごとに広告グループを個別に実行します
  • 複数の広告グループを実行することもできます

[広告] タブ

[広告] タブは、広告を作成、管理する際に使用します。このタブでは、動画広告を作成して編集したり、プレビューしたりできます。広告の掲載結果データや入札単価などを表示してカスタマイズすることもできます。

[動画] タブ

YouTube での動画広告の掲載結果を的確に把握すると、広告の掲載対象として重視すべき動画コンテンツを割り出して、動画キャンペーンの掲載結果を改善できます。

[動画] タブには、すべての動画広告の掲載結果がまとめて表示されます。[視聴回数] プルダウン メニューでいずれかの指標を選択すると、その指標に基づくすべての動画広告の掲載結果がグラフとして表示されます。

[動画の分析] ページを表示すると、動画ごとの掲載結果指標とオーディエンス分析も確認できます。このページを表示するには、[動画] タブで動画のタイトルをクリックするか、動画タイトルの横にあるプルダウン メニューで [分析] をクリックします。

[動画ターゲティング] タブ

[動画ターゲティング] タブには 2 つの目的があります。1 つは、選択した各ターゲティング方法の掲載結果を表示すること。もう 1 つは、広告グループとキャンペーンに対してターゲティング方法を直接追加または削除できるようにすることです。詳しくはこちらをご覧ください。

[動画ターゲティング] タブの [ターゲット] セクションでも、動画広告の掲載結果がターゲット グループ別に表示されます。このタブの分割表示で [広告] を選択すると、各ターゲット グループについて、それぞれの広告の掲載結果を比較できます。表示項目の維持率やエンゲージメントを統計情報の表に追加すると、ユーザーが視聴した動画の割合を測定したり、YouTube チャンネルへのトラフィックが広告によってどの程度増加しているかを確認したりできます。


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