ディスプレイ広告を使用して適切なユーザーに広告を表示する方法

適切なディスプレイ広告戦略を使って、適切なユーザーにリーチする

1 概要

課題

ディスプレイ広告の成果 - 世界中で適切なユーザーを見つけて適切なメッセージを伝える。

目標

進出先の国ごとに適切なユーザーとメッセージを見つけるために、ディスプレイ広告戦略をどのように変更すべきか調査し、その結果を取り入れる。

そのための方法

Google 広告の掲載先には、主に検索とディスプレイの 2 つのネットワークがあります。検索ネットワークでは、すでに購入を前提に特定の商品やサービスを検索しているユーザーにアプローチします。一方、ディスプレイ ネットワークでは、デジタル世界の全体でさまざまな広告フォーマットを利用して、購入サイクルの早い段階でユーザーの注意を引き付けることができます。Google と提携する 200 万以上のウェブサイトで構成されるこのネットワークは、インターネット ユーザーの 90% 以上をリーチ範囲に収めており、世界中の何百万ものウェブサイトで適切なユーザーを見つけられるように設計されています。適切な場所と適切なタイミングを捉えて、戦略的にメッセージを見込み顧客に表示できます。

このガイドでは、新しい国のユーザーに広告を表示するディスプレイ キャンペーンを計画する際に、考慮しておくべき事項について説明します。

2 リサーチとプランニング

どの国であっても、時間をかけて詳細な調査を実施し、ユーザーについて正確に理解することで、それに見合った成果を上げることができます。ターゲティングから広告の作成に至るまで、その他すべてをこの知識に基づいて行う必要があります。

調査を行う

表面上似ているだけでなく、実際に同じ行動を取るユーザーのいる国を見つけます。自国で人気の高い商品だからといって、他の国でも同じように売れるとは限りません。社会経済、気候、季節性、政治、歴史など、文化的および地理的な違いを考慮する必要があります。たとえば、全天候型の犬の散歩グッズ(リード、首輪、ハーネス、コート、フリースなど)を販売するために、犬を飼っている人が多い国を探しているとします。しかし、飼い主の数が多いというだけでは、その国で散歩が好まれているかどうかはわかりません。犬がファッション アイテムとしてハンドバッグで持ち運ばれる国や、ペットではなく労働力として扱われている国があるかもしれません。いずれの場合も、散歩グッズがそれほど売れるとは考えにくいでしょう。

キャンペーンの計画を立てる

海外向けのディスプレイ広告キャンペーンの計画は、余裕を持って開始します。これは特に、物流に関する詳細を決定したり、プロの翻訳者に依頼したりする必要がある場合に重要です。

考慮事項:

  • 何を目標に設定するか?
    • 商品やサービスの販売数を伸ばす
    • 顧客ロイヤリティを構築する
    • ユーザーのエンゲージメントを促進する
    • ブランド認知度を高める
  • どのようなメッセージを伝えるか?
  • 特価や割引を提供するか?
  • 広告をどのように表示するか?言語の違いを考慮しましょう。英語で 1 つの文として表現できる内容でも、他の言語では長すぎたり短すぎたりする場合があります。

  • ターゲット市場で好まれる決済方法は何か?

  • 技術的な要件は何か?好まれる機器、インフラ、ファイルサイズ、動画の画質、バナーサイズは国によって異なります。

  • 商品のリードタイムをどうするか?国によって異なるため、確認する必要があります。

適切なユーザーにリーチする

Google 広告の地域ターゲティング機能を使用すると、国、国内の特定の場所、特定の地点を中心とする一定の範囲、地域グループなど、選択した場所で広告を掲載できます。これにより、適切なユーザーが見つかりそうな場所にのみ広告を表示し、それ以外の場所では広告が表示されないように制限することが可能になります。最適なユーザーが見つかったら、どのようにリーチするかを検討します。

キーワード ターゲティング

ローカライズする際は、必ずターゲット市場で日常的に使われるキーワードを使用し、方言の違い(ヨーロッパのスペイン語とラテンアメリカのスペイン語など)を考慮します。たとえば、犬の散歩グッズを販売する場合、そのトピックに関連するキーワードを適切な言語で追加します。すると、そのキーワードを含むウェブサイトや、そのキーワードに関心のある関連性の高いユーザーに広告が表示されます。

必要に応じて、プロによる翻訳サービスや現地代理店を利用してより詳細な分析を行い、さらに多くのキーワードを見つけることも検討します。

キーワードは、1 つの広告だけに関連するものではなく、広告グループ全体に関連するものを選ぶことをおすすめします。Google 広告はコンテンツ ターゲットを使用して、広告主様が取り扱っている商品やサービスに関心があり、行動を起こす可能性が高いユーザーを割り出します。ターゲット国でより多くのユーザーに広告を表示するために、対象言語として英語を追加することをおすすめします。

プレースメント ターゲティング

ディスプレイ ネットワークでは、広告を表示するページやウェブサイトのタイプ、およびユーザー層を選択できます。この手動プレースメントを利用すれば、特定のウェブページやオンライン動画、ゲーム、RSS フィード、モバイルサイト、アプリを広告の掲載先として指定できます。また、関連性のないウェブサイトに広告が表示されないようにブロックすることもできます。

オーディエンス ターゲティング

特定のユーザー グループをターゲットとして広告を表示する方法を次に示します。

オーディエンス:

広告掲載の目標に応じて、有望な見込みと考えられるユーザーをオーディエンスとして選択できます。

  • ブランド認知度の向上が目的の場合、アフィニティ カテゴリを使用すれば、テレビ広告のように幅広いオーディエンスにアピールできます。
  • 特定の分野の商品を好む多数のユーザーに広告を表示したい場合は、カスタム アフィニティ カテゴリが役立ちます。
  • 商品やサービスの購入を前向きに検討している特定のユーザーにアピールしたい場合は、購買意向の強いオーディエンスを使用します。

キーワードを利用して、取り扱い商品やサービスについて情報を集めているユーザーに広告を表示することもできます。オーディエンス キーワードではユーザーの過去や現在の閲覧行動に基づいて、特定の語句に関心を持っていると思われるユーザーにリーチできます。

リマーケティング:

以前に広告主様のウェブサイトを訪れたユーザーが、Google ディスプレイ ネットワークの他のサイトを閲覧しているときに広告を表示できます。リマーケティングはアカウント内でインタレスト カテゴリと一緒に表示されます。

ユーザー属性:

選択した年齢、性別、子供の有無に該当するユーザーに広告を表示できます。 オーディエンス ターゲティングを使用する場合、広告の掲載場所を自分で選択する必要がありません。このような方法で広告が表示されるサイトやアプリは、[プレースメント] タブの掲載結果データ表で「自動プレースメント」と表示されます。

競合他社を分析する

新規市場で競合他社を特定し、そのビジネスを理解することで、ディスプレイ広告の表示方法や、リーチ、頻度、CPM 費用を決定しやすくなります。これにより、進出先の新規市場ごとにどの程度の成功が見込めるかについて、現実的な予測を立てることができます。