国境をまたぐ効果的な決済を導入して、輸出先市場で最大限の収益を獲得

研究者の予測では、国境をまたぐグローバルなオンライン販売は今後 5 年間で倍増します1。ヨーロッパ圏の国境をまたぐオンライン販売については、年率 27% の成長が見込まれています。2015 年の時点で、アルゼンチンではオンライン ショッピングの 40%、同年のメキシコとカナダでは 60% が国境をまたぐ取引です。現在は、米国単独でも 1 億 3,000 万人が国境をまたぐオンライン ショッピングを行っています。つまり、既存または有望な輸出先市場を最大限に活用すれば、大きな成果を見込める状況です。国境をまたぐ決済について着実な戦略を定めることは、成果を挙げるための一助になります。

ボーダーレスな決済を実現

新しい市場へのビジネス展開は、これまでになく迅速で容易に行えるようになっています。ユーザーにとっても、国や地域にかかわらずお客様のビジネスをこれまで以上に簡単に見つけられる状況になっています。では、ユーザーの決済方法についてはどうでしょうか。ユーザーが利用している銀行は、お客様の取引銀行と連携していますか。決済処理に不具合や複雑な問題があると、国境をまたぐ金融取引は途中で停止となる可能性があります。

輸出先の市場での金融取引の方法には、柔軟性を持たせるようにしましょう。ビジネスを制限しないようにしてください。Market Finder では、ユーザーが希望する支払い方法に合わせて調整する方法が示されています。ユーザーが使い慣れている支払い方法を利用できるようにしましょう。ローカル市場の状況を考慮することで、成果を挙げることができます。

ビジネスの保護も重要です。商品の販売先の国におけるさまざまな料金や不正利用のリスクを調査してください。国境をまたぐ決済をすべて適切に行うには、事業拡大プランのあらゆる段階に、安全な決済に関する戦略を盛り込むようにします。

地域に寄り添う

2016 年に実施された調査によれば2、英国のオンライン小売業者の 10 社中 1 社は、国外での決済の状況に強い不満を覚えています。69% は、成功を収めるうえでローカライズはきわめて重要な要素であると感じています。

ロイヤリティの高いユーザーを獲得するには、地域ごとの文化的な差異への配慮が欠かせません。新たに進出する個々の市場で広く普及している支払い方法に対応すると、信頼関係を構築し、販売を伸ばすうえで効果的です。

オンラインでの販売機会が購入手続きの段階で失われている割合は、実に 25% にも達します。紛らわしいデザイン、わずらわしい広告、ユーザーにとって馴染みのない支払い方法は、いずれもこのような機会喪失の一因となっています。それが国外の市場であれば、なおさらです。

そのような状況に陥らないためには、次の要素を考慮します。

  • 輸出先の市場の言語に合わせてサイトをデザインする。
  • その地域固有の支払い方法に対応する。
  • 購入手続きページのデザインは、ユーザーが馴染めるものにする。
  • 競合他社のサイトを調査して、採用されているフォーマットを確認する。
  • 購入手続きページはシンプルにする。

常にアンテナを張る

世界各地で提供されている多様な支払い方法にはどのようなものがあるか、少し調べてみてください。Market Finder では、代表的な支払い方法について詳しい解説を参照できます。支払い方法は、電子ウォレット、オンライン銀行振込、クレジット カード、モバイル決済など多岐にわたります。

支払いベンダーは、お客様とユーザーとの間の送金を処理するサードパーティです。サードパーティ ベンダーは対象地域の諸規制をすべて把握しているため、安全かつ確実に金銭をやり取りするための手段になります。たとえば、お客様の拠点がパリにあり、購入者が東京にいる場合に有用です。

インターネットを活用すれば、中小規模の企業もグローバルな規模でビジネスを展開できます。しかし、新たな輸出先市場への進出は、魅力的であると同時に複雑な取り組みにもなりえます。Market Finder は、国境をまたぐ金融取引がそのような複雑さの一因とならないように支援します。新たな輸出先市場に進出したその日から、安全な決済戦略を実践する方法がわかります。

出典